市議会議員になり、初めての一般質問ということもあり、緊張していましたが、大きな失敗もなくすすめることができました。質問内容は
「健康都市おおぶ」の美しいまちをつくるために
という項目について。具体的には
- 犬のフンが多い
- 路上喫煙禁止地区にも関わらずタバコの吸い殻が落ちている
- 空き缶/ペットボトル/ゴミが目立つ
ということ。これでは「美しいまち」とは言えない・・・。しかし、大府市ではみんなで美しいまちをつくる条例が平成22年4月1日から施行されているのです。しかし結局のところ市民のモラルやマナー前提の条例。このため、一般質問では
- この条例を市民がどれだけ理解しているのか
- 条例の目的達成のための環境美化推進員・指導員の役割とは
- この環境美化指導員の選出方法
- 美しいまちをつくるための実効性確保のための罰則規定について、いままで違反者を見つけた場合の指導・勧告・命令・罰則の適応などが実際にあったのか?悪質違反者の罰金の設定方法はどのようにして設定したのか、名古屋市の路上喫煙禁止地区でもあるような、軽い禁令を犯した過料のような制度は検討しているのか
- 市民への理解のための啓発活動は具体的にはどうしているのか。また、今後の活動方法についての考え
などを質問。
さて、市の回答ですが、平成26年度の市民意識調査では、「きれいな景観づくり」に満足・おおむね満足と答えた市民割合は51.9%。平成20年度は37.6%だったので、条例効果ではないかとの市の推測。
罰則規定については、罰則を適用した実績はなし。そもそも罰則規定は処罰することが目的ではなく、行政指導の範囲で理解してもらうための抑止力と市は考えている。過料などの罰則規定を設けた場合、実効性確保のための人的確保が問題になるため、秩序罰の過料ではなく、行政刑罰の罰金としているとのこと。
上記は質問と答弁の一部です。具体的には大府市議会のインターネット録画中継にて配信予定です。